「東北地方太平洋沖地震」に便乗した詐欺や悪質商法に注意しましょう

 

 3月11日に発生した「東北地方太平洋沖地震」により亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。

 

 その後も、各地で頻繁に余震が続き、不安に思われている方も多くいらっしゃると思われます。

 阪神大震災や新潟中越沖地震など過去の大規模な地震の後には、災害に便乗した義援金詐欺や悪質商法が横行しています。

 

 3月11日以降、国民生活センターや全国の消費生活センターには「東北地方太平洋沖地震」に便乗した義援金等の詐欺などの相談がたくさん寄せられています。

 道内でも、札幌市、苫小牧市、松前町、函館市などで発生しています。

 

 主なものを情報提供いたします。

■事例

・札幌市では、市役所を名乗り、「今回の地震で皆さんからリサイクル商品として使用できそう     な物を集めているので協力してほしい。」と電話がありました。

・苫小牧市では、市内の企業に、金融庁の依頼を受けた業者と名乗る男から「東北で発生した地震の寄付金を募っているので、協力してほしい。」と不審な電話がありました。

・松前町では、銀行員を名乗る女性から「福島に送るための義援金を間違ってあなたの口座に振り込んでしまった。印鑑と通帳を持って銀行に来てほしい。」と不審な電話がありました。

他にも、

・市役所等の公的機関や実在する団体の職員を装って自宅等を訪問し、募金を求める手口。

・「震災の被災地の復興資金の義援金として、貴金属の売却代金を寄付したい。貴金属を売ってほしい。」という悪質商法の手口。

・「オホーツク産のカニを半額で買わないか。売上金の一部を震災の義援金にする。」という悪質商法の手口。

などの事例が発生しています。

 

 今後も、トラブルが多発することが懸念されますので、過去の震災時の事例からも、手口を知り、注意事項を守り今後に備えてください。

【過去の震災時に見られた事例】

・日本赤十字社や中央共同募金会を名乗り、担当者個人と称する銀行口座に義援金の振り込み依頼のハガキや電子メールを送ってくる手口。

・公的機関を思わせる名称を用いて、自宅を訪問したり、ハガキを送ったりして義援金名目のお金を求める手口。

・社会福祉関係団体を名乗り、義援金の訪問集金を行うという電話があった。

 

 この他にも、息子をかたり、地震による会社の倒壊や投資会社の経営不振、震災による知人等からの借金申し立て等を口実に、金銭を要求する「オレオレ詐欺」や、地震の被災者を装い粗悪な高額商品を訪問販売又は通信販売する悪質商法も予想されます。

 

【注意事項】

・公的機関等の職員が、募金のために個別に電話・訪問することはありません。当該公的機関に確認しましょう。

・義援金の振り込み依頼のハガキやメールが送られてきたときは、直ぐにお金を振り込んだり、ハガキやメールに書かれている電話番号に電話をかけないでください。

・震災への支援協力等をかたる電話勧誘や訪問販売に注意するようにしてください。

・義援金は、確かな団体を通して送るようにしましょう。振込口座がその確かな団体の正規なものであることもご確認ください。

 

 せっかくの善意が… 詐欺や悪質商法の被害に遭わないようくれぐれも注意してください。